一年限定ニートの日記

ユダヤ人には7年に1年仕事を休む「安息年」があるらしい。面白そうなのでやってみた話。

仕事をつまらなくするコツ

仕事をしていたとき、20名足らずのチームを持っていました。
僕の管理者としての力不足で、みんなには申し訳なかったと思うことも多々あります。
すごく優秀な方々で、僕にはもったいなかったです。

 

メンバーにモチベーション低下を感じるときがありましたが、共通点があったように思います。
それは自分も同じです。反省を含めてメモ。

 

・自分が貢献していないと思わせる
皆何かしら貢献しています。でも貢献していないと思い込んでいるパターンが少なからずあります。
貢献していないと思い込むと、不自然な挙動になります。人の手柄を横取りしたり、できないことを「やります」と言って破綻したり、いい事なしです。
そして、それも上手く行かなくなって徐々にやる気がなくなるという負の循環。

これが発生する根本は感謝する文化の欠如でしょう。本当は貢献しているのに「役に立っているよ」と示してくれるひとがいないと負の循環がいたるところで発生する環境になります。どんな小さなことでも感謝し認める文化が育つと、不幸な環境から抜けだせるっぽい。

 

「何も貢献していないやつはいるじゃん」という心の声が聞こえますが、本当にそうなら適材適所に配置していない管理者のせいです。適切なタスクと伝え方ができれば人は動く(と信じている…)。今までの失敗を考えると、「こんくらい簡単なことならできるだろ」という方向性でタスクを伝えていたなあと。「できても大したことない」仕事にやる気なんて起きるか。簡単な仕事であってもチームにとっては必要なはず。だから「大切な仕事をお願いしたい」という心からの気持ちを持って依頼する必要がありますな。

 

・自分の能力が向上していないと思わせる
成長実感はすごく大切。一日8時間以上働いているんだから、皆何かしら成長しています。
僕のチームの中に離職した方がいました。表向きは家族の都合でしたが、おそらく成長実感がなかったからだと思う。申し訳なかった。
管理者は成長していることをちゃんと伝えてあげる必要があります。さらに続けて成長できるように次のステージを明確に示してあげる必要も。「○○ができるようになったのはスゴイ。次は○○の立場を期待していて、そのためには○○をやってほしい」という日常まで下りた道しるべ。
先輩からキャリアパスコーチングが大切だと聞いていたけど、日々の仕事で考えが回らなかった…優先順位の問題。

 


ポジティブな事実をちゃんと伝えてあげたいという話でした。あと、伝えてほしいという話(^ ^;)


もしまたチームを持つことがあったら、この2つが起きないように気を付けよう。というか、本来管理者のメインの仕事な気がする。
家族だと父親の仕事かもね。